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インターホンの高さは145cm!取り付ける時はピッタリの高さで

インターホンの知識
2024.4.4 更新
インターホン

「インターホンを取り付けたいけど、どのくらいの高さにすればいいの?」
「取り付けに失敗したくないし、わかりやすく教えてほしい!」

あなたは今、こんな悩みを持ってはいませんか?

こんにちは!
みんなのインターホン屋さんの高橋です。

インターホンをいざ取り付けようとしても、どのくらいの高さがピッタリなのかわからないですよね。

室内親機であれば、一緒に住んでいる方との身長差で悩むかもしれませんし、お子様がいるとインターホンに届かないなんてこともあるかと思います。
さらに玄関子機の高さを間違えると、防犯性が低下するかもしれないんです…。

ですから正しい高さをしっかりと把握し、インターホン本来の機能をフル活用しましょう!

この記事ではカメラ付きインターホンが使いやすくなる高さについてご紹介します。

実はインターホンの親機と子機では、使いやすい高さが違うんです。
どうやって高さを決めればいいのか、しっかりと基準をご説明しますね。

あなたの「インターホンを取り付ける高さがどれくらいか知りたい!」という悩みが解決することを祈っています。

それでは参りましょう。

インターホンの親機の取り付け高さ

まずは、室内親機の取り付け高さについてご説明します。

親機の場合、住む方が使いやすく感じる高さに差があるため、確実に◯cmがいい!とは言えません。

ですが一般的には、親機を145cm前後の高さに取り付けている方が多いです。
なぜなら145cmという高さなら、子供でもモニターが見えるから。

とは言え、大人だけのお家なら145cmにこだわる必要はありません。
いちばん使う人の目線の高さを基準に取り付けましょう。

わかりやすく理解していただけるように、イメージ画像をお見せします。

親機の高さ

取り付けようとしている方の中には「もっと小さい子供がいるし、かなり低めに設置した方がいいかな?」と思っている方がいるかもしれませんね。
たしかに、お子様に合わせて多少下げた位置にするのは問題ありません。

しかし、子供はこれから何十センチも背が伸びるはず。
将来のことを考えると、子供に合わせて下げすぎるのはオススメできません

小さい子供の身長に合わせてしまうと、身長が高くなるにつれて子供自身も使いづらくなります。
そうなれば、家族全員が使いづらいと感じてしまう結果になるかもしれません。

ですから、小さいお子様がいらっしゃる場合は、位置を下げるのではなく登る台を設置してあげましょう。

親機を設置する時に注意すること

室内親機を設置する時は、高さ以外にも注意していただきたい点があります。
それが以下の2点です。

  • 親機の周り20cm四方にスペースを作る
  • 電波を発する家電の近くに設置しない

1つめの「親機の周り20cm四方にスペースを作る」目的は、インターホンの誤動作を防ぐ他、SDカードの抜き差しに支障が出ないようにするため。

支障なく使えるように、親機の周り20cm以内には物を置かないようにしましょう!

2つめの「電波を発する家電の近くに設置しない」ことは、ワイヤレスインターホンで電波障害を防ぐために重要です。

電波障害が起きると音声や映像が乱れてしまうため、電子レンジやテレビ、無線LANなど電波を発するものとは離して設置しましょう。

インターホンの親機を設置する時は、以上の2点に注意してくださいね。

インターホンの子機の取り付け高さ

続いて、玄関子機を取り付ける時の高さをご紹介します。
この場合、床から子機本体の中心まで145cmの高さがベスト

この高さだとお客さんの顔を一番ハッキリと映すことができますし、ボタンも押しやすいんです。

図に表すと以下のようになります。

子機の高さ

一般的なインターホンなら、カメラから50cm離れていると縦65cm・横95cmの範囲が映ります。
ちなみに広角カメラを使ったインターホンだと、だいたい縦200cm・横400cmもの範囲が映るんです。

インターホンの子機の高さや位置が合わなければ、映像が見づらくてストレスが溜まったり、「この家のインターホンなら映らずに済みそうだ」と不審者に目をつけられるようになってしまうかもしれません。

つまり子機の設置を間違えることは、インターホンの「来客を確認して防犯する」という重要な機能がかなり低下してしまうことを意味します。

取り付けの高さを決める時は、細心の注意を払ってくださいね。

子機を使いやすく調整するなら「2つの方法」で

実はインターホンを取り付けた後でも、映像の範囲を調整する方法があります。
すでにインターホンを取り付けた!という方でも調整できますよ。

玄関先の相手がうまく映っていなかったら、見づらいし使い勝手がとても悪いですよね。
お世辞にもインターホンの機能を十分に発揮しているとは言えないため、より使いやすくしましょう。

映像の範囲を調整する方法が以下の2つです。

  • カメラの角度変更
  • 角度調整台座に交換

それぞれ詳しくご説明しますね。

カメラの角度を変更する

実はインターホンのカメラは角度変更ができるんです。
意外と知らない方が多いかと思います。

カメラの真裏に調整レバーがあり、倒すことで上下左右の調整が可能。
なお、子機の種類によって調整できる角度は違いますが、ほとんどの機種は最大15°まで調整できます。

調整する方法は以下の通りです。

  1. 玄関子機のネジを外し、台座から子機本体を取り外す
  2. 子機を裏返し、調整レバーがあることを確認する
  3. カメラを動かしたい方向へレバーを倒す
  4. モニターで映る範囲を確認したら、子機を台座へ固定する

手順通りにしていただければ問題なく調整できます。

一方で「角度を調整する時にどのくらい倒せばいいのかわからない!」という方がいるかもしれません。
もしわからないまま何度も調整すれば、余計に時間がかかってしまいますよね。

ですので、調整例をわずかですがご紹介します。

  • 地面と子機の中心の距離が120cm:カメラを15°上向きに調整
  • 地面と子機の中心の距離が160cm:カメラを5°下向きに調整

この調整例を元に調整すれば、高すぎたり低すぎたりする映像をより見やすくできます。

いかがでしょうか?
少しでも参考にしていただければ幸いです。

では次に、もう一つの調整方法をご紹介します。

角度調整台座に交換する

「そもそもカメラの調整レバーがなくてできない!」
「調整レバーをいじってみたけど良くならない…」
そんな方は、玄関子機そのものを専用台座で傾けて設置するのがオススメです。

この台座は、わざとナナメに子機を設置できる優れモノ。
台座を交換するだけで最大30°も角度をつけられるんです。

この台座は、インターホンの代表的メーカーであるアイホンとパナソニックが販売しています。
上下対応・左右対応の2種類の台座が販売されているので、興味のある方は探してみるのもいいかもしれません。

交換方法は以下のように行います。

  1. 玄関子機のネジを外し、台座から子機本体を取り外す
  2. 台座のネジを外し、台座を取り外す
  3. 元の台座があった所に、角度調整台座をネジで取り付ける
  4. モニターで映る範囲を確認したら、子機を台座へ固定する

子機のカメラを調整する方法を2つご紹介しました。
子機の高さと角度に注意することで、防犯性・利便性をより高めましょう!

バリアフリー用インターホンの高さは?

バリアフリー用にインターホンを取り付ける場合、通常よりも低い場所に設置する必要があります。
車椅子の方などでも押せる位置にする必要がありますからね。

多くの場合、車椅子に座った時の目線に合わせて90〜120cmの高さに設置されることが多いです。
高さを決める時は、利用する方がいちばん使いやすい高さにしましょう!

取り付けが不安なら専門家に相談しましょう

さて、これまでインターホンを設置する際の正しい高さをお伝えしました。
お伝えした高さに設置していただければ、インターホン本来の機能を発揮できます。

ですが、もしかするとインターホンの取り付けに不安を感じている方がいらっしゃるかもしれません。
専門的な知識が十分ではないですし、失敗したら壊れるかもしれない…なんて恐怖があるはず。

もし不安を感じた時は、専門的な知識を持っている業者に相談するのがオススメ
多くの取り付け作業をこなしてきた作業員が、使いやすい高さで失敗せずに取り付けてくれます

作業員

みんなのインターホン屋さんでも7〜22時に相談を受け付けておりますので、お気軽にご相談くださいね。

まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございます!
あなたの疑問は解決されたでしょうか?

この記事では、「インターホンを取り付ける高さがどれくらいか知りたい!」というあなたに以下の3点をお伝えしました。

  • 室内親機はモニターが見やすい高さで設置
  • 玄関子機は撮影される範囲に注意して設置
  • 取り付けに不安を感じたらまずは相談

インターホンの高さは、使いやすさや防犯性に直結する問題です。
あなたのお家にはどのくらいの高さが合うか、しっかりと確認してから取り付けてくださいね!

以上、みんなのインターホン屋さんの高橋でした!
あなたの生活がより良くなることを祈っています。

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