インターホンの交換は意外とカンタン!詳しい交換方法と注意点
「インターホンの交換って自分でできるの?」
「いちばん安くできる方法が知りたい!」
あなたは今こんな悩みを持ってはいませんか?
こんにちは!
みんなのインターホン屋さんの作業員、高橋です。
インターホンを自分で交換すれば安く済むって聞いたけど、肝心の方法がわからない。
インターホンにどんなタイプがあるのかもわからないし、不安は増すばかり…。
急にインターホンが鳴らなくなったのに、すぐに交換できないのは中々しんどいですよね。
せっかくの荷物が来てもわからないですし、来客に気づかなければ相手にとても失礼になってしまいます…。
インターホンの寿命は家庭用のものだとおよそ10年。
もし「ピンポーン」と鳴らなくなってしまったら、素直に交換した方がいいかもしれません。
また、インターホンによってはDIYで交換できるものとできないものがあります。
DIYできないインターホンを無理やり交換しようとすると、感電の危険があるんですよ…!
今回の記事では、インターホンを交換する手順をわかりやすくご紹介します。
さらに準備物や注意点まで詳しくお伝えするので、ぜひ参考にしてくださいね。
それでは参りましょう!
このインターホンならDIYで交換できる
この記事を読んでいる方の中には「インターホンを自分で交換したいけど、そもそもDIYしていいのかな」と不安に思っている方がいるかもしれません。
ですがご安心ください。
次の2つのインターホンを使っていれば、DIYでカンタンに交換できますよ。
- 電源コード式インターホン
- 乾電池式インターホン
電源コード式インターホンとは、コンセントとプラグをつないで使うインターホンのこと。
掃除機やスマホの充電器を想像していただけるとわかりやすいかと思います。
一方の乾電池式インターホンは、その名の通り乾電池で動くインターホンのことです。
どちらかの電源を使っているインターホンなら、DIYで交換できます。
逆にDIYで交換できないのは、電源直結式という電源を使ったインターホン。
これは家の中を通っている電線を直接インターホンに挿しているため、交換するには「電気工事士」という資格が必要なんです。
ちなみに電気工事士の資格は「専門的な電気工事」に必要で、第一種・第二種の2種類があります。
電源直結式インターホンを交換するなら、最低でも第二種の資格が必要なんです…。
もしお家のインターホンが電源直結式だった方は、DIY以外の別の方法で交換しましょう。
インターホンの電源を確認する方法
「インターホンを交換したいけど、電源がどれかなんてわからない!」という方は多いかと思います。
そもそも普段から電源を気にすることって少ないですよね。
そこで、インターホンの電源をカンタンに確認する方法をご紹介します。
- インターホンの室内親機を上にスライドさせて外す
- 外した親機の裏を見て配線が4本以上あれば電源直結式
たったこれだけです。
すぐにできるので、あなたも一度お家のインターホンを確認してみてくださいね。
自分でやれば安い!インターホンの交換方法と注意点
インターホンを交換したいけど、できるだけお金は使いたくない。
安く抑えられるなら自分で交換したい!って思いますよね。
そんな安く済む自力交換ですが、加えてこんなメリットもあります。
- 準備物が少ない(基本的にはドライバーのみ)
- 時間がかからない(20分で終わる)
安く済ませられるし時短で交換できるなんて、何かと忙しいあなたには魅力的ですよね。
一方、デメリットもあるんです。
- チャイムコードの断線を自分で交換しようとすると、余計に悪化してしまう
- 子機の設置に失敗すると、モニターが見づらくなったり雑音が入る
- 設置に失敗すると、修理代などで余計にお金がかかってしまう
なかなか怖いワードが並んでいますよね…。
チャイムコードという耳慣れない言葉がありますが、これは通信専用の配線のこと。
インターホンの裏側に2本通っており、親機と子機を繋いでいます。
そんなチャイムコードの断線が、インターホンの故障原因の場合も。
これを自分で交換しようとすると、関係ない配線に手をつけて断線させてしまったり、無理に交換しようとして壁などにダメージを与えてしまう恐れがあるんです…!
自分で交換するメリット・デメリットを知っていただいた上で、早速やり方をご紹介します!
20分で終わるインターホンの外し方・取り付け方
交換方法の前に、あらためて自分で交換できるインターホンの条件をお伝えします。
それが以下の5点です!
- ネジなどでカンタンに取り外せる
- 親機(室内)の電源が電源コード式か乾電池式になっている
- チャイムコードが配線されている
- オートロック・電気錠と連動していない(集合住宅は注意!)
- 熱感知器やガス警報器と連動していない
ちなみにチャイムコードは弱い電流しか流れていないため、触っても「ビリッ!」とはきません。
もちろん感電することはありませんよ!
5点の条件がクリアされていれば、あなたは自力でインターホンを交換することができます。
さっそく流れをご紹介しますね!
交換に必要な準備物
自力交換をする上で、必要なものを準備しなければなりません。
必要最低限の準備物はこちらです。
- ドライバー(プラス・マイナス)
- 新しいインターホン(電源コード式・乾電池式)
これだけでいいの!?と驚かれるかもしれませんが、ご自分で交換できるようなインターホンなら、ドライバーがあれば十分と言えます。
カンタンそうだな〜と安心してもらえたところで、まずはインターホンの外し方をご紹介します!
インターホンの外し方
最初に外すのは玄関子機です。
外す順番は絶対に子機から!という訳ではありません。
ですが先に親機の取り外しをすると、交換している間に誰かが訪問してきたときにインターホンが鳴らない、というトラブルが起きてしまいます。
逆に子機を先に外してしまえば、訪ねてきた人はインターホンの工事をしているとわかり、声などで伝えてくれるはずです。
そのため、私は先に玄関子機を外すことをおすすめしています!
まず玄関子機の外し方がこちらです。
- ドライバーを使って子機を固定しているネジを緩め、通っているチャイムコードが切れないようにゆっくりと引き抜く。
- チャイムコードを子機に繋いでいる部分のネジを緩めて、チャイムコードを外す。
- 壁についている台座のネジを緩めて外す。
以上です!
「ドライバーだけでインターホンって外れるんだ」とびっくりされるかもしれません。
ちなみに1の過程でマイナスドライバーを差し込み、コードを引き抜く機種もあります。
インターホンの種類に応じて、外し方を変えましょう。
次に室内側親機を外します!
- 電源コード式のインターホンは、先にプラグを抜いておく。
- 親機を上に持ち上げ、チャイムコードが切れないようにゆっくり外す。
- チャイムコードを親機に繋いでいる部分のネジを緩めて、チャイムコードを外す。
- 壁についている台座が落ちないように押さえながら、ネジを緩めて外す。
これでインターホンをすべて取り外すことができました!
インターホンの取り付け方
いよいよ新しいインターホンを取り付ける段階に入りました!
配線で繋がっている通常のインターホンと、無線でやり取りするワイヤレスインターホンで付け方が違うため、ここでは別にご紹介します!
通常のインターホン
まずは通常のインターホンの取り付け方です。
玄関子機の付け方はこちら。
- 子機を固定する台座を、空いているネジ穴に合わせて固定する。
- 子機裏側の接続部分に、チャイムコードを繋いで固定する。
- チャイムコードが固定されているか確認した後に、子機を台座にセットしネジを締める。
次に室内側親機を取り付けます。
- 親機固定用の台座を壁の内外から挟んで、ネジで固定する。
- 親機裏側の接続部分に、チャイムコードを繋いで固定する。
- チャイムコードが固定されているか確認し、台座に親機をセットする。
これで交換は完了です!
もし難しそう…と思われる方は、業者に交換をお願いするのも手です。
詳しくは業者に任せれば手間ナシ!失敗せずに交換できますをどうぞ。
ワイヤレスインターホン
ワイヤレスインターホンは、チャイムコードを通す必要がないのが特徴。
取り付けるだけでカンタンに作業が終わるのはいいですよね。
まず玄関子機の取り付け方をご紹介します。
- 台座を取り付ける前に、チャイムコードの先端をビニールテープで巻きつけ絶縁する。絶縁が完了したら、チャイムコードを壁の中に押し込み隠す。
- 子機を固定する台座を、空いているネジ穴に合わせて固定する。
- 子機を台座に取り付け、ネジで固定する。
次は室内側親機の取り付け方です。
ワイヤレスインターホンの場合、親機を壁に固定せず、好きな場所に置けるようなタイプが多いです。
今回は、壁に取り付ける室内側親機の取り付け方をご紹介します。
- 親機に装着されている取り付け金具を外す。
- 取り付け金具をネジを使って固定する。
- 親機を上から差し込み、取り付ける。
たったこれだけです!とてもカンタンですね。
ここまで、インターホンの外し方・取り付け方をご紹介しました。
カンタンな作業ばかりで楽そうだな〜と思われるかもしれませんが、実は作業中に注意していただきたいこともあるんですよ…!
作業する上での注意点
「へー交換は結構簡単そうだな。早速やってみよう!」
なんて思っている方もいるかもしれません。
ですがちょっと待ってください。
インターホンの交換作業はカンタンかもしれませんが、インターホンは精密機器です。
精密機器を取り扱う上で、作業中の注意点は意外とあるんですよ!
詳しくご紹介していきますね。
交換するときの注意点
交換するときに注意していただきたいのがこちらです。
- チャイムコードの差し間違い
- チャイムコード同士の接触
- 壁内側の台座の落下
チャイムコードはプラス・マイナスがないため、逆の穴に差しても問題ありません!
ですが差す場所を間違えたり、うまく取り付けていなければインターホンは正常に動作しません。
さらに、チャイムコードの先端(中の配線)同士が触れてしまっている場合も同様です。
また親機の台座は、壁の内外から挟んで固定していることが多いです。
壁の中にある台座やネジが落ちないように、手で押さえながら作業しましょう!
もし落としてしまった場合は拾うのが難しいため、ホームセンターやネットショッピングで購入し直しましょう。
ワイヤレスインターホンの注意点
ワイヤレスのインターホンは設置場所の自由度が高く、性能がいいものが多いです。
しかしそういったメリットゆえの注意点があります。
それは、設置場所をミスすると通信が不安定になってしまうという点です。
以下の設置状況だと、音声や映像が乱れてしまうかもしれません。
- 親機と子機の距離が遠い
- 鉄筋・鉄骨の建物
- 親機と子機の間に、鉄板や断熱材がある
- 無線LAN機器や電子レンジなどの近くにある
ワイヤレスならではの問題ですよね。
設置するときには距離や電波の状況に気を配りましょう!
ここまで、注意点についてご紹介しました。
インターホンの交換はカンタンにできるとはいえ、かなり細かいことまで気をつけなければいけないことがわかっていただけたと思います。
「自分でやるのが面倒に思えてきた…。」
「失敗して余計なお金をかけたくない!」
という方は、次にご紹介する「業者に交換してもらう場合」についても参考にしてみてください。
信頼できる専門業者に任せて、満足いくインターホン交換へ!
最後に、業者に交換をお願いする場合についてご紹介します。
業者に交換してもらうメリットは以下のような点があります!
- 配線の接続など、複雑な作業を失敗しないようプロにやってもらえる
- 自分の理想をプロに相談しながら設置工事できる
- 配線を隠すなど、専門の資格が必要な工事も可能
- アフターフォローなどの保証がある業者なら、もし不具合があっても安心
専門知識があるため、失敗しない確実な工事をしてもらえるんですね。
不明な点や叶えたい理想も相談しながら交換を進められます。
インターホンの寿命は約15年と言われています。
長く使っていく精密機械と考えたらプロに工事してもらった方が安心ではないでしょうか?
しかし業者に依頼すれば必ず安心というわけではありません。
業者依頼を検討する際は、どんな業者に依頼するのかも含めて考えてください。
インターホン交換を請け負っている業者はたくさんあります。
家電量販店や専門業者、個人で受注している方など。
それぞれに特徴やメリットがあるのですが、オススメは専門業者です。
普段からインターホンの交換工事を行い、専門的なノウハウがある業者がやはり一番安心ですよね。
自分にあった製品を相談しながら決められたり、家に合わせて目立たない配線を提案してもらえるなど満足いくサービスが魅力!
インターホン交換を専門としている業者の中からしっかりした業者を選ぶのが失敗しないためのポイントです。
近年は半導体不足の影響で、本来なら検品でストップがかかるような質の悪い部品も出回っているという噂があります。
値段を安く見せかけるためにそのような粗悪な部品を使用している悪質な業者もいます。
信頼できる専門業者に依頼してください。
信頼できる業者を選ぶポイントは4つ!
実際に専門業者に交換を依頼するとしたら、たくさんの業者の中からどうやって信頼できる業者を選べばいいのでしょうか?
そこで今まで働いてきた自分の会社やライバル店のサービス内容を見てきた私が、優良な業者の基準を考えてみました!
それが以下の4点です!
- 作業内容・代金を明確にし、作業中に代金変更をしない
- 電気工事士の資格を持っている
- 相談・見積もり無料
- アフターフォローなど保証がついている
順番に詳しく説明しますね。
1.作業内容・代金を明確にし、作業中に代金変更をしない
まず作業内容や代金を作業前にしっかりと説明してくれる業者を選びましょう。
これが絶対に大切です。
優良業者は作業内容と代金の説明をしっかり行います。
「この作業は何?」と質問してもスタッフがしっかり説明できるんです。
作業内容や代金の説明が曖昧な業者は、信頼できない可能性があるため注意したほうがいいでしょう。
近年は半導体不足で質の悪い部品が出回るという噂もあるため、メーカー正規品を使用しているかどうかも作業前に確認してください。
2.電気工事士の資格を持っている
資格を持っていなければ、失敗して最悪の場合火災が起きるかもしれないし、なにより信用できないですよね。
悪徳な業者だと、資格を持っていないのにインターホン交換をしていることもあるのでご注意を…!
電気工事士の資格は、業者のサイトで見てみるのがおすすめ。
載っていなければちょっと怪しいです…。
3.相談・見積もり無料
相談や見積もりが無料だと、気軽にお願いできるしありがたいですよね。
納得いく工事をするためにも、妥協せずしっかり相談できる業者を探しましょう。
4.アフターフォローなど保証がついている
アフターフォローも大切!
交換したのに調子が悪い、なんてことになったら大変ですよね。
問題が起きてもすぐに対応してもらえたら安心です!
これら4つが業者選びで本当に大切だと感じています。
毎日働いている中でたくさんの業者を見ますが悪質な業者も多いです。
そんな業者に負けないよう、みんなのインターホン屋さんでは上記すべての基準を満たして信頼いただけるインターホン交換に取り組んでいます!
メーカー正規品を使用し、お客様への丁寧な説明を徹底しています。
「信頼できる業者に交換してほしい!」
「失敗せずにすぐに交換してほしい!」
こんなお悩みがあれば、ぜひご相談ください!
工事内容と費用の例を紹介!
信頼できる専門業者がオススメの理由、信頼できる専門業者を選ぶポイントについてお伝えしてきました!
最後に工事内容と費用の例について少し紹介したいと思います!
配線工事がいらない工事例(通常のインターホン交換)
これは今まで通常のインターホン(通話・モニター式)を使っていた場合です。
チャイムや集合住宅の場合は当てはまりません。
元々通っている配線を使って新しいインターホンに交換することができます。
この場合の費用相場は、だいたい2〜3万円ほど。
実際の内訳例をご紹介します!
作業内容 | 費用 |
新しいインターホン代 | ¥12,000 |
取り付け工事 | ¥14,000 |
出張作業代 | ¥3,000 |
合計 | ¥29,000 |
また、ワイヤレスのインターホンでも値段はそこまで変わりません。
実際の内訳例がこちら。
作業内容 | 費用 |
新しいインターホン代 | ¥15,000 |
取り付け工事代 | ¥14,000 |
出張作業代 | ¥3,000 |
合計 | ¥32,000 |
ワイヤレスのインターホンは、通常のインターホンと比較して、あまり価格は変わりません。
しかし電源供給が乾電池式のため、電池代が余計にかかってしまいます。
自分に合ったインターホンはどんなタイプなのか迷っている方は、見積もりや現地調査の段階で相談しながら決めると良いでしょう!
配線工事が必要な工事例(呼び鈴からインターホンに変える場合など)
今まで使っていた、もしくは新しくつけるインターホンによっては、配線工事が必要な場合があります。
(インターホンの種類は、インターホンの電源を確認する方法を参考にしてください。)
いちばん多い例として、呼び鈴(チャイム)から新しいインターホンに変える場合です。
このケースでは「電気工事士」の資格がなければ工事してはいけないので、決してあなたご自身で交換しないように注意してください!
工事も込みの費用相場は、4〜5万円。
詳しい内訳は以下の通りです。
作業内容 | 費用 |
新しいインターホン代 | ¥13,000 |
電源増設工事代 | ¥12,000 |
チャイムコード延長工事代 | ¥8,000 |
取り付け工事代 | ¥14,000 |
出張作業代 | ¥3,000 |
合計 | ¥50,000 |
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます。
この記事は「インターホンの交換がしたい!」というあなたに、以下の3点をお伝えしました。
- 自力の交換も可能だが、必要な専門知識が多い
- 業者に依頼するときは、粗悪な部品を使う悪質な業者に注意
- 信頼できる業者に依頼するのが一番オススメ
インターホンを自分で交換しようとすると、失敗してうまく動かなかったり、本体以外の周辺機器に意外とお金がかかったり、思ったようにいかないケースがよくあります。
専門的な知識を持ち、交換作業に慣れている信頼できる業者に頼むことで、安心できるインターホン交換を実現しましょう!
みんなのインターホン屋さんは交換のご依頼に素早く対応!
部品もメーカー正規品を使用し、丁寧な説明を徹底しています。
プロの専門技術と丁寧な説明で信頼できる施工をさせていただきます。
インターホン交換でお悩みの際は、無料電話相談にご連絡ください。
あなたがインターホンを交換して、元どおりの安心できる生活が送れることを祈っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!