インターホンが勝手に鳴る…もしや誤作動?原因を教えてください! 東京都 Y.F様
最近、早朝や深夜にインターホンが鳴るんです…。
しかも、誰がきたのか確認しようとモニターを見ると、毎回誰も写っていません!
不気味で怖いし、原因がわからないのでどうすればいいのかわかりません。
なぜ誰もいないのにインターホンが勝手に鳴るのでしょうか?
インターホンや配線の不具合が原因かも
こんにちは!
みんなのインターホン屋さんの高橋と申します。
インターホンが鳴ったのに誰もいなかったら、とても怖いですよね…。
「故障?いたずら?…それとも幽霊!?」なんて怖がってしまう方が多いのではないでしょうか。
実際、この謎の現象に悩んでいる方は多いんです。
実はインターホンが勝手に鳴る原因は、次の2種類に分けられます。
- インターホンや配線の不具合
- 人為的な原因
今回はそれぞれの原因と対処法について、詳しくご紹介していきます!
まず最初に「インターホンや配線の不具合」が原因の場合についてご説明しますね。
呼び出しボタンが押し込まれている
まずは、呼び出しボタンが押し込まれている場合について。
この場合、呼び出しボタンが強すぎる力で押されたことで、ボタンが半分埋まっているような状態なんです。
テレビのリモコンやスマートフォンのボタンが埋もれてしまい、何回押しても反応しない!…という経験が一度はあるかと思います。
呼び出しボタンが押し込まれているのも、同じような状況なんですね。
ずっとボタンが押されている状態のため、軽い衝撃でも「ピンポーン」と鳴ってしまいます。
ひどい場合だと、トラックが近くを走ったときの振動で反応してしまうこともあるんです!
対処法
呼び出しボタンを元の位置に戻せれば、勝手に鳴る現象は直る可能性が高いです!
ボタンをもう一度強く押し込むか、デコピンのように指でボタンを弾いてみましょう。
それでも直らない場合は、メーカーや業者に修理を依頼することをオススメします。
異物が侵入している
水や砂、虫の侵入が原因で、電気回路が壊れてしまうショートなどの故障を引き起こしているかもしれません。
もちろん、インターホンは異物が入らないように作られているのですが、以下のような場合はどうしても防ぎきれないんです。
- 水→台風などの暴風雨・防水加工の劣化によって侵入
- 砂・虫→水抜き穴・インターホンにできた隙間から侵入
台風のあとにインターホンが勝手に鳴るようになった!という方は、水が侵入している可能性が高いと言えます。
一方、台風など水が入るようなことが起こっていないのであれば、砂や虫が原因かもしれません。
ただ、実際のところはインターホンを分解しないと原因を特定できないことが多いんです。
対処法
異物が侵入している場合、まずは分解・掃除をして異物を取り除く必要があります。
この掃除だけでも、インターホンが勝手に鳴る現象が直ることがあるんですね。
しかし異物の侵入によって、インターホンや配線がすでに壊れてしまっている場合もあります。
もし壊れている場合は修理・交換が必要です…。
なおメーカーや業者なら、分解掃除から修理まですべて行いますので、ぜひご相談してみてください。
ちなみにインターホンに水が入るのを防ぎたい方は、インターホン用のカバーを設置してあげましょう。
横殴りの雨でないかぎりは、水の侵入を防げますよ!
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内部が結露している
冬の朝と夜のように一日の寒暖差が激しい場合、インターホンの内側が結露することもあります。
この結露した時にできた水滴が誤作動の原因になるんです。
結露によってできた水滴は、インターホン内部に留まり続けインターホン・配線を故障させてしまいます。
外側から見ただけではわかりづらい原因なので、とくに冬は注意しましょう!
対策法
インターホンを分解し、内部に溜まった水分を取り除く必要があります。
しかし、知識がない状態でのインターホンの分解は難しいため、専門家に依頼してもいいかもしれません。
配線が不具合を起こしている
インターホンではなく、配線の不具合が原因の可能性もあります。
配線が原因だと、次のような故障が考えられるんです!
- 知識がないままインターホンを設置し、接触不良を起こしている
- 配線が劣化し、サビなどが原因で接触不良を起こしている
インターホンは精密機器の上、配線から直接電源を取る(電源直結式)ものは工事に専門資格が必要。
専門的な知識がないまま作業をすれば、あとになってから問題が出てきてしまうんですね。
配線の不具合は、インターホンを壁から外さないと判断できません。
さらに、どの部分にどんな問題があるのかを把握するのも難しいです。
対処法
配線が不具合を起こしている場合、配線そのものを交換するのがオススメ。
なぜなら、配線に問題が起きている時点で、耐用年数に近づいている可能性があるからです。
場合によっては大掛かりな作業になるため、プロにお任せするのがいちばん安心できる交換方法でしょう。
みんなのインターホン屋さんでは、修理・交換ともに承っています。
相談・見積もりは無料ですので、お気軽にご相談くださいね。
人為的な原因で鳴っている可能性も
ここまでインターホンが勝手に鳴る原因の中でも、故障や不具合についてご説明してきました。
続いては、「人為的な原因」について詳しくご説明します。
インターホンや配線自体に不具合が見当たらない方は、以下の原因かもしれません。
誰かが意図的に押している
意図的…つまりピンポンダッシュやストーカー、さらに空き巣の下見をするために、誰かがわざと鳴らしている可能性があります。
ピンポンダッシュは「いたずら」というわかりやすい意図がありますが、ストーカーがインターホンを押す理由は一括りにできません。
ただ、親密になりたい、恐怖心を与えたいなどの理由で鳴らしていることが多いようです。
一方の空き巣の下見だと、留守かどうかを確認するためにインターホンを鳴らしている可能性があります。
また、押してからの反応速度を見て、空き巣しやすいかどうかを判断している可能性もあるようです…。
対処法
原因はいくつかありますが、対処法に大きな差はありません。
次の3つがオススメの対処法です。
- カメラ付きインターホンにする
- 防犯カメラを設置する(ダミーでも可)
- 防犯ステッカーを貼る
カメラ付きインターホンであれば、押している相手に「常に見られている」と思わせ、警戒感を与えられます。
さらに、インターホンによっては録画が可能ですから、相手の姿を証拠を残すこともできるんです。
カメラ付きインターホンにするだけでも、かなりの効果が期待できますよ。
オススメのインターホンは以下の記事にまとめています。
モニター付きインターホンのおすすめランキング!人気機種から厳選
さらに防犯カメラやステッカーを設置し、防犯意識の高さをアピールしましょう。
なお、ダミーの防犯カメラでも効果はあります。
一見本物に見えるようなダミー防犯カメラが売っているため、一度探してみてはいかがでしょうか。
以上の3つの対策を行えば、改善される可能性がかなり高まります。
ですがそれでも改善されない場合は、警察などに相談してもいいかもしれません。
電波障害
意図的ではないことが多いですが、電波によってインターホンが誤作動している可能性も十分にあり得ます。
具体的には、トラックの無線やアマチュア無線、さらには電子レンジの電波との干渉が起きている可能性があるんです。
対処法
電波は目に見えないため、原因元を探し出すのがとても難しいです。
そのため、個人でできる対策にはかなり限界があります。
メーカーや業者に相談すれば、インターホンに電波対策をしてもらえるため、一度相談してみましょう。
なお、みんなのインターホン屋さんでもご相談を受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください!
賃貸ならまずは管理会社・大家に相談
さて、インターホンが勝手に鳴る原因と対処法についてご説明していきました。
さっそく対処しよう!…という前に注意していただきたいのは、賃貸物件に住んでいる方です。
賃貸物件の場合、対策する前に管理会社や大家さんに相談してください!
なぜなら、お家によってはインターホンや配線を勝手に修理・交換してはいけないと決まっているから。
勝手に鳴る時の頻度や時間帯を相談することで、管理側で修理を依頼してくれる場合もあります。
詳しい内容まで相談しましょう!
すぐに直したいなら業者に相談
インターホンが勝手に鳴る原因と対処法をご紹介してきました。
対処法を見ると、どれも個人でやるには大変なものばかりですよね…。
すぐにでも勝手に鳴る問題を解決したい!という方なら、業者に相談してみるのもいいかもしれません。
インターホンのプロだからこそ、専門的な知識を元に勝手に鳴る原因を割り出せます。
さらに、原因に対していちばん合った対処法をすることで、あなたの悩みを解決できるんです!
なお、みんなのインターホン屋さんでは相談・見積もりを無料で行なっています。
「早くこの現象をどうにかしたい!!」
という方はお気軽にご相談くださいね。
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます!
今回のご質問に対して、以下の3点をお伝えしました。
- インターホンが勝手に鳴る原因は「インターホンか配線の故障」「人為的な原因」
- 対処法にはインターホンの掃除・修理・交換などがある
- すぐに直したいなら業者に相談すべき
インターホンが勝手に鳴る原因はいくつかあるため、知識がない方が原因を特定するのは難しいと言えます。
専門的な知識を持ったプロにお任せし、インターホンの悩みから解放されましょう!
以上、みんなのインターホン屋さんの高橋でした。
あなたの生活が、より安心できるものになるよう祈っています。